Spaced Out! 序盤の攻略メモ 軌道ラボまで
今更だがDLCのSpaced Out!で遊んだので序盤の攻略メモを書いておく。バージョンはA Totally Rad Update(2021年7月)以降のもの。最初はクラシックのテラでプレイしたのだが、DLCなしのときと同じようなプレイになりつまらなかったのでクラシックのSwampy Biome(以下、沼と呼ぶ)でプレイした。
記事執筆中の9月にCosmic Calling Updateがきたが、これは星間電話の追加が主であり、本記事の内容には影響ないものと思われる。
クラシックと宇宙進出の違い
シナリオでクラシックか宇宙進出かを選べるのだが、とりあえず見つけた違いを書いておく。なお、スタート地点の小惑星のことを初期惑星と呼ぶことにする。なお「気がする」と書いてあるものは「パッと見、そういうふうに見える」程度の話。
- クラシックは初期惑星が広い。
- クラシックの初期惑星には表土とぐりぐりネズミがいる。宇宙進出の初期惑星にはこれらのかわりにバッドランドの不毛バイオームがある。
- クラシックにも宇宙進出にも、初期惑星にはミニ火山があるが、宇宙進出の方が多いような気がする。
- クラシックの初期惑星には石油バイオームがある。宇宙進出では第2惑星が石油の惑星。宇宙進出の方が油井の数が多いような気がする。
- クラシックの初期惑星には金属火山、液体ウラン間欠泉があった。当方のプレイ環境ではアルミ、鉄、コバルトだった。
- クラシックの初期惑星にはウランのあるバイオームがある。ただしビータ(ウランを集める蜂)は第2惑星。
マップの大きさだが、初期惑星の横幅を測ってみたところ、クラシックでは240タイルだったのに対し、宇宙進出では160タイルだった。縦幅は見ていないが同じアスペクト比だと仮定すると、宇宙進出の初期マップはクラシックの2/3の大きさになる。
クラシックは地図が広く、石油も金属火山もあり、外の小惑星に進出しなくとも永住できてしまう。そのせいもあって私のプレイでは400サイクル経ってようやく第2惑星に進出したという展開の遅さになってしまった。宇宙進出だとプラスチックを作るために第2惑星に出る必要があるので、DLCを楽しめるのは宇宙進出の方だと思う。
また、惑星が分かれていれば、相互の環境が影響しない。たとえば第2惑星の気温が1000℃になっても第1惑星には影響ないわけで、めちゃくちゃなことがしたい人も宇宙進出の方が遊べると思う。
最初の人選
プレイ上の有利不利で考えるなら、ゲームの中盤以降で他の星を開拓しなきゃいけないという事情を考えて、建設、採掘、供給(もしくはロケット工学)に興味のある複製人間を選ぶとよい。また、宇宙軌道上で研究する必要が出るので、研究要員は研究とロケット工学に興味のある者を選んでおくと軌道研究でストレスを溜めにくい。その他の人選も芸術、料理、畜産みたいな「それしかやらない専門家」以外は複数スキルに興味のある者を選んでおくと後々都合がいい。
この話は必須ではなく、興味の数が少ないなら士気対策を徹底すればよいだけなので、1スキルにしか興味のない専門家ばかり選んでいたとしてもわざわざ最初からやり直したりするようなことではない。
沼の土生産
土がなければ研究端末も公衆トイレも使えないので土を生産する必要がある。そこで1サイクル目に公衆トイレ、人力発電機、バッテリー、研究端末を設置し、研究ツリーの左上にある「基本農業」を研究する。そうすると堆肥置き場が設置できるので10個くらい設置する。堆肥置き場は汚染土を土に変換するもので、切り返し作業以外は人手がいらない。そのうち50トンくらい土が生産されるので、そうしたら堆肥置き場は取り壊してよい。
土の生産をやらないと公衆トイレが使えなくなり、漏らして周辺の無菌の汚染水がめちゃくちゃに汚染されて終わってしまうので注意すべし。
沼の農業
沼には大量の汚染水があって、汚染水だけで育つドロバケツ(Bog Bucket)という作物もある。この作物は栽培すると6.6サイクルで育ち調理前で1840kcal、調理後に2240kcalの食物になる。調理して食べる前提で考えると1株あたり339kcal/cycle得られる。つまり2.94株で複製人間1人が養えるので、計算上は人数の3倍植えておけばよい。
なお1株40kg汚染水を消費するので、全てこれで食料を賄うと1人1サイクルあたり120kgの汚染水消費が起きる。ブリッスルブロッサムなら同じく1株20kgの水を消費し、3株で1人ぶんのカロリーになる、すなわちブロッサムは1人1サイクルあたり60kgの水消費である。
つまりドロバケツはブロッサムの2倍の水を使う。ドロバケツを育てるのは序盤だけにして、種を見つけ次第ブロッサムに転換したほうがよい。
以下は沼とは関係ないが、DLCの農業事情を書く。まず、グラブフルーツというのもあるが、硫黄間欠泉が見つかっていないと普通に硫黄が枯渇して育てられなくなるので、当面はメイン食料にしないほうがよい。一方、水の間欠泉はやたらあるので、水の枯渇はそうそう起きない。
また、スリートウィートとブロッサムから作れるどろどろベリーはいかなる環境でも永久に腐敗せず、宇宙食として大変便利だ。グラブフルーツの瓶詰めは腐るのに34サイクルかかるので、どちらかが用意できると宇宙開拓に都合がよい。
スクロースの生産はスウィートルという虫に硫黄を食べさせるとできる。この虫は毎サイクル20kgの硫黄を食べて10kgのスクロースを排泄する。スクロースの利用方法は、グラブフルーツの瓶詰めの材料か、もしくはシュガーエンジンの燃料である。
スウィートルまたはグラブグラブは農業を手伝ってくれる。農場に放しておけば5%生産速度が上がるらしい。
寒冷化対策に液体ヒーター
DLCでは確定で出てくる間欠泉に冷えた水を出すものがやたら多く、DLCなしでは温暖化で農業が壊滅していたのにSpaced Out!では寒冷化で壊滅して困る。逆に温水の間欠泉は(低温)蒸気噴出口と過熱蒸気噴出口(500℃のやつ)しか見かけなかった。
なのでこういうものを用意した。この施設はトイレの汚水をシンブルリードに吸わせる施設だが、下の回路はブルートフォース液体ヒーターである。オリジナルの回路が考案されたのはかなり前のようだが、今はタイマーセンサーがあるのでそれを使った。タイマーの設定はグリーンが3秒、レッドが0.5秒でうまく動く。このタイマーと温度センサーをANDゲートで繋いだだけ。
ここでは、温度を安定させるため水を入れているが水圧が85kgしかなく、液体ヒーターの動作条件を満たしていない。液体ヒーターの動作条件は本体4タイルが合計1.6トン以上の液体に浸かっていることだ。これは1マスだけ液体に浸かっていて、その圧力が1.6トン以上でも構わない。
ブルートフォース液体ヒーターを使えば動作条件と関係なしに液体がなくとも動かせるので、寒冷化の応急処置の際には水耕栽培タイルのすぐ下の空中にでも設置すればよい。上に設置すると下の水耕栽培タイルにはなかなか熱が伝わらず、天井が加熱されるだけなので注意すべし。
Spaced Out!ではアトモスーツが破損するようになって、その修理にリード繊維を1つ消費する。よってトイレの汚染水はリード繊維に吸わせるのがいいと思う。
冷たい間欠泉に液体ヒーター
DLCでは雪水間欠泉(-10℃の汚染水、病原菌なし)、雪塩水間欠泉(-10℃の濃塩水)が確定出現する。これらの氷点下の水をそのまま浄水機や淡水化装置に入れると、真水が出た瞬間に凍ってパイプが破損する。なので一旦温めてから取り出す必要がある。
温度計の設定は左側が5℃、右側が10℃とかそのくらいでよい。なおこの画像のものはブルートフォース液体ヒーターではない。
もちろん、他のものと熱交換して温めてもよいが、手間だしおそらく安定させるのも面倒なので、私はやっていない。
沼の酸素生産
沼スタートなら、酸素生産システム(酸素散布装置やSPOM)は当分不要だ。大量の汚染水から汚染酸素が発生するので拠点内に脱臭剤を設置して浄化すればよい。なんならちょっと息苦しいが汚染酸素でも普通に呼吸できるし、脱臭剤を設置しなくともよい。実際プレイしてみると、酸素マスクやアトモスーツを活用するまで酸素生産をする必要がなかった。
沼には腐肺病菌はいないが、拠点が汚染酸素だらけの状態で初期バイオームの外部のヘドロバイオームを開拓すると確実に腐肺病菌が蔓延するので気をつけたい。
今回のプレイではコロニーを囲って液体エアロックつけてアトモスーツで開拓したのにコロニー内で腐肺病菌が蔓延してしまった。たぶんスーツに付着した菌が飛び散ったとかそういうことなのだろう。それを回避できる除染シャワーなるものも追加されたので腐肺病キライな人は活用されたし。なお思いつきで塩素間欠泉を開けっ放しにしたらコロニー外の腐肺病菌はだいたい消滅した。
腐肺病菌は汚染酸素下では急速に増えるが、酸素下では徐々に減少するのでめんどくさがらずに脱臭剤をきちんと設置することが重要。
二酸化炭素は貯めておく
拠点下部に設置してある気体ポンプ。(空中の)元素センサー、バッファーゲート、ポンプと繋がっていて、元素センサーに二酸化炭素、バッファーゲートに30秒など適当な秒数を設定すれば、周囲に二酸化炭素があるときだけ稼働する。このようなポンプを2つ設置し、更にフィルタリングベントを通して、宇宙の近くにある二酸化炭素の無限気体プールに入れている。
なぜ二酸化炭素を貯めるかというと二酸化炭素ロケットを飛ばすためだ。同じ世代のロケットにシュガーエンジンというのもあり、こちらの方を使うことにした場合は二酸化炭素は不要なので宇宙に捨てるなり炭素スキマーで除去するなりすればよい。
沼の自然タイル
沼の自然タイルは崩壊するものが多い。汚染土など、汚染酸素を発生する自然タイルはその質量ぶんの汚染酸素を出したら消滅するようだ。なので、沼でプレイするときは原則自然タイルは残さず、人工のタイルを敷くようにしたい。実際プレイしているときにトイレに水を供給している液体貯蔵庫の下の自然タイルが消滅して失禁祭りになったことがあった。
失禁といえば、コロニー下部に貯めるであろう自然の汚染水に失禁で出た食中毒菌が混じったら終わりなので、絶対に混じらないようにコロニー下部をタイルで囲って、水場にはアトモスーツ検問所を通らないとアクセスできないようにしたほうがよい。手押しポンプで水を汲む作業は水圧計で制御された排水口を使った人工的な水汲み場を作れば済む。
人工的な水汲み場とはこのようなものを言う。画像のものは水ではなく石油であるが、便宜上水汲み場と呼んでいる。
沼の難易度と感想
最初この沼は難易度が高いという先入観を持っていたのだが、要点がわかっていればかなり簡単、むしろ酸素不足にならないぶんだけテラよりも簡単かもしれないと思うようになった。いつもSPOMを作るという何回やったかわからないクソ単純作業をやるのが嫌で、先延ばしにして酸素が薄くなってしまう。SPOMを作るのを先延ばしにできるあたりが個人的に嬉しい。
逆にDLCなしのテラって初期バイオームのすぐ横にヘドロバイオームがあって拡張がキツくて大変だよね。なら苛性バイオームならいけるかというと、開拓するとコロニーの温度が上がって農業が終わる。DLCありのテラはちょっとやってみた感じだと、すぐ横までヘドロが迫ってこないもので、DLCなしのテラよりも楽ちんだった。このあたりのマップ生成のところは正式リリースまでに調整が入るかもしれない。
まあ腐肺病なんて知ったこっちゃないぜスタイルの人にはヘドロなんて宝の山バイオームみたいなものなので、むしろ腐肺病を気にするプレイスタイルの方を変えたほうがいいのかもしれない。いや、(DLCなしの)開発初期の頃は腐肺病が極めて危険な病気で、不評だったのか大幅弱体化されて単に咳き込む程度のものになったという歴史があるそうだが、さすがに今の病気システムは軽すぎるのでもう少しシビアにしたほうがいいのかもしれない。無対策で塩素だまりに入ったら大幅ダメージを受けるとかね。塩素って第一次大戦では普通に毒ガスとして使われてたんすよ。まあ濡らした布で無効化できるらしいのでもしやるなら酸素マスクで無効になるくらいにしてほしいものだが。病気に関してはRimworldの方がよほどキツイ。医薬品を切らすとインフルエンザでも致命傷になるからね。あれはほんとこわい。メカノイドよりこわい。大幅に話がそれた。
下に水があるときの開拓
下に水があるところを掘るときは鉱夫ロボットを使うと便利。鉱夫ロボットの研究はスパコンまでの端末でいけるので、研究して岩石粉砕機で精錬金属を作ればすぐ使える。画像は38サイクル目のもの。
天然液体エアロックで隔離されたハッチくん。
コバルトの活用法
コバルトの熱伝導率は銅よりいいので輻射パイプに適している。なおアルミは更に性能がいい。アルミ火山が追加されたそうなので、輻射パイプ設置し放題で助かる。熱伝導率は銅が60、コバルトが100、アルミが205、テルミウムが220(最大)である。
動物の隔離
パクーが植物の種を食べるようになったので隔離しておかないといけない。パクーを隔離するよりは種だけを入れる格納庫を設置してそこに種を隔離する方が簡単だろう。またプラグスラッグは金属鉱石を食べるのでこれも食べられたくないなら隔離する。どうせ発見していればケアパッケージから再入手できるので、絶滅させてしまってもまあ。
動物といえば、クラシックだと地表にぐりぐりネズミがいるが、宇宙進出だといないようだ。また、Spaced Out!では石炭(精錬炭素)からダイアモンドの生産が可能になったので電気が足りていてもハッチ牧場は作っておいたほうがいい。沼スタートなら、ポークシェルに大量の汚染土を食べさせたら鋼鉄作り放題になるかもね。
胞子ランの対策
Spaced Out!では石油バイオームにやたら胞子ランがいる。基本的にはこのように掘って放置し、ある程度ゾンビ胞子が減ったら床掃除で石油を拭き取る。拭き取った石油は宇宙に捨ててしまう。宇宙空間暴露の場所に横モレ防止ギャザーのついた床を作ってボトル空けを設置すればよい。
ただ、この基本的な対策ができるない場合もある。例えば胞子ランの下が1マスしかなく床のようになっていて、掘ったら汚染された二酸化炭素が撒き散らされるとか、そういう場合もある。そのような場合はこうする。
ゾンビ胞子のある空洞を外側から通常タイルでぐるっと囲ってある。左下のシグナルスイッチを入れると鉱夫ロボットが自然タイルのみを掘る。そうするとゾンビ胞子で汚染された空洞から二酸化炭素が出てくる。そして気体ポンプが汚染された二酸化炭素を吸う。気体パイプの先は宇宙空間に設置した通風口に繋がっている。あとは真空になるまで待てば終わり。
なおこの画像はSpaced Out!ではない昔のプレイのものである。
電力
隕石が降らなくなったのでソーラーパネルを大量設置すれば当面の電力問題は解決する。1台幅7つで、横幅120マス(クラシックのマップ半分)の空間に一列に並べると17台設置できる。日が照っているときは1つあたり330Wくらい発電してくれるので、ピーク時で5500W程度の発電能力になる。地下に大型バッテリーを大量設置しておけば夜間も平気。
中盤以降に研究炉(要は原子力発電所)を作ることになるので、ゲーム後半は電力が余りまくって仕方ないだろう。また、今回のプレイでは特に狙ってもいないのに超持続可能の実績がとれた。単に石炭がなくて石炭発電機が使えなかっただけだというのに。というかこれ、早期に原発を設置して発電したとしても超持続可能って取れちゃうのか。
今もできるかわからないが、ロケット発射台を使えばソーラーパネルを縦に大量設置できるらしい。Brothgar氏がやっていた。
材料研究端末(radboltを使った研究)
研究端末に材料研究端末と軌道ラボが追加された。このうち、材料研究端末の使い方がよくわからなかったのでFrancis John氏の動画から丸パクリして設置した。
この株数は過剰で、せいぜい5株あれば研究には十分。radboltが複製人間に当たるとダメージを受けるので、シグナルスイッチをオンオフし、手動で供給するようにした。
後から気づいたが上から下に照射するほうが安全だ。
サンドボックスで作ったもの。自生しているウィーズウォートを活用すればこんなのも作れるが、ラドボルト生成装置は1台480Wも電気を使ううえ、発熱するのでいずれウィーズウォートが乗ってる氷が溶けて終わりそうである。
宇宙空間にも放射線はあるが、少量しかなく研究に必要なradboltを確保するにはかなり時間がかかる。実際やってみると、微妙な気持ちになると思う。
潰されたグリッチ
軌道ラボ用のロケット
軌道ラボはロケット内にあって、ロケットが宇宙にあるとき、プラスチックと電気を消費して研究できる。ロケット打ち上げ時に打ち上げ元の星の横のマスを選択すると「惑星の周回軌道」に乗れるので、研究したいだけなら周回軌道を使うとよい。
Spaced Out!のロケットはDLCなしとは違って複製人間が内部で生活する。つまり酸素や食料を消費し、排泄もする。だから生活空間を作る必要がある。その生活空間の大きさは設置するモジュールで決まる。非力なロケットでは小さいモジュールしか設置できない。
というわけで、最小の生活空間である「1人用宇宙旅行ノーズコーン」で、複製人間が普通に生活して研究できるような空間を作った。
モジュールは上から順に一人用宇宙旅行ノーズコーン、ソーラーパネルモジュール、バッテリーモジュール、二酸化炭素エンジンとした。ソーラーパネル等を省いて広い部屋を設置する方法もあるが、その場合は人力発電機で発電しないと研究できない。よって研究時間を増やすべく、一人用の部屋でなんとかした次第。
上の丸いのがロケット制御端末。初期位置にあると邪魔で仕方ないので、一度解体してから設置しなおした。左下のでかいのが軌道ラボで、ハシゴの下部にあるのが梯子ベッドというハシゴ兼ベッドの家具。その右にあるのが壁掛けトイレ。さすがに手洗い場は設置できなかったのでそれは省略したが、それ以外は我ながらよくできていると思う。
軌道ラボのすぐ上の位置にあるのは電源コンセント端子だ。ロケットモジュールにソーラーパネルと電池があって、そこから電気を得るにはこの端子を使う。軌道ラボには電力が必要なので電源コンセント端子を設置して電線で結ぶこと。これを忘れるとなんの意味もないので注意されたし。
格納庫を置く場所がないので代わりにコンベアローダーを使っている。コンベアローダーに1マスだけコンベアレールを繋いで、手動操作を許可すれば複製人間がアイテムを入れてくれる。容量は1台あたり1000kg。電線は不要。
ここではムックルート10kg、オキシライト500kg、プラスチック1000kgを入れている。ロケットを発射したらコンベアローダーを解体して中身を取り出す。設置にはメカトロニクスエンジニアのスキルが必要だが、解体には不要だ。
食料にムックルートを選んだ理由だが、ムックルートもしくはヘキサレントやヌマビーツの結球(沼でとれる)など「自然に生えているものを1回だけ収穫できる食べ物」は常温で放置しても永久に腐らないし、かなり余っていたので選んだ。他には栄養バー、どろどろベリーも腐らない。グラブフルーツの瓶詰めは腐るのに34サイクルかかるので、これも宇宙旅行向きだ。
いちおう通風口も設置したがオキシライトを使ったので必要なかった。
壁掛けトイレには水が必要だが、その水はこのようにロケットの液体入力端子と長いパイプで繋ぐだけでよい。これはひろさんの動画のパクリだ。ロケット内にパイプを敷設した状態で、ロッケ外にも水の通ったパイプを繋げば、水が供給される。
このロケットに乗った複製人間はずっと研究だけをしているので、軌道研究だけがどんどん進んでいく。なので、今すぐ研究できる複数の研究課題のうち、軌道研究だけを順番に終わらせてだいたい終わったら着陸するといいと思う。
このロケットの問題点
使ってみて気づいたのだが、複製人間が出した少量の二酸化炭素がオキシライトのあるマスに重なると、オキシライトが気圧上限を突破して酸素を出して鼓膜破裂が起きてしまう。もし空間に余裕があるなら、オキシライトは2階において、2階は気流タイルにしたほうがよい。この話はいずれ別記事で深堀りする。
追記
あとで気づいたのだが、二酸化炭素のエンジンに一人用ではない宇宙旅行用モジュール(広い部屋)とノーズコーンをつけた場合、更に追加でソーラーパネルのモジュールを2台設置できる。この場合、バッテリーモジュールは設置できないが、広い室内に電源コンセント端子と普通のバッテリーを置いて繋げば、広い部屋のロケットで上記のものと同じような環境を実現できる。
広い部屋の方が大広間などを作って士気対策できるうえに、なんなら炭素スキマーを置いて二酸化炭素除去もできるので、新しく研究用ロケットを作るなら広い部屋のものの方がよい。
モジュールは上から順にノーズコーン、ソーラーパネル(2台)、宇宙旅行用モジュール、二酸化炭素エンジン。高さ制限(10)はこれで上限一杯。
二酸化炭素エンジンをやめて蒸気エンジンにする手もある。蒸気エンジンはかなり鈍足だが、高さ制限が20で、二酸化炭素の倍ある。みんなもRocketry (Spaced_Out)を見て悩もう。
オキシライトの生産設備
オキシライトの生産設備はこんな感じ。単に荷重プレートとオキシライト精錬装置を自動化ワイヤーで繋いだだけ。荷重プレートの設定は上限である2000kg以下。2000kgあればロケットの酸化剤に使っても十分だろう。
荷重プレートの上に水を張っているが、水圧が1.8kg以上あればオキシライトは酸素を生産しない。不思議なことに荷重プレートは上にある水の重さを検知しないので、大量に水を入れたからといってオキシライトの検知量が減るということはない。
自動化ディスペンサーは他の場所からオキシライトを移動するためのもの。「掃除のみ」にチェックを入れておくこと。
足りると書いたが全然足りなかったので格納庫を追加した。これで42トンまで在庫を持てるようになった。生産されたオキシライトは一旦荷重プレートの上に置かれて、上側の自動掃除機が倉庫に入れる。格納庫が満杯になったら荷重プレートに乗ったままになり、荷重プレート上のオキシライトが2トンを超えたら生産停止する。
格納庫は入れる量を制限できるので、42トン以下であれば10トンなど、適当な数値を在庫上限に指定できる。
オキシライト精錬装置は1台1200W。画像のものは2台2400Wも使うので、結構電力が厳しい。できればこってりパフの飼育にしたほうがいい。もしそうするならSPOMの強化も必須になるので割と面倒ではあるが。
終わりに
本記事ではSpaced Out!の序盤の気になった点、よくわからない点を中心に取り上げた。攻略記事にするか、プレイレポートにするかはまだ決めていないが、いずれ中盤以降の話も書けると思う。とはいえ、パソコンが古いので重くなって進行不能にならないか、そこだけが心配だ。
またDLCは相変わらず開発途上らしく、軌道ラボまで進めるのに何度もプログラムが落ちた。当方の環境では「ブラックホールの画面」は出ず、いきなりプログラムが落ちている。いずれ安定することを祈る。
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