フレーキングでアビサライトを溶かす(その3、サバイバル編)
前回作った試作は十分な性能が出たので、早速サバイバルで実装する。
水素塩素チャンバーの実装
たまたま宇宙に近い場所で、アビサライトが縦に並んでいるところがあったのでそこに実装した。このような高熱プラントは宇宙空間暴露のところに実装するのはおすすめしない。石膏ボードが溶けるからだ。もしくは石膏ボードを貼るために大量の黒曜石が必要になるからだ。もし黒曜石を用意できたとしても、大量の黒曜石を加熱するために運転開始から安定動作まで時間もかかる。
水素塩素チャンバーはビスコゲルで液体エアロックを立てて、一旦すべて排気し、真空にしてから必要な気体を入れる。このように、細長い場所ではミニポンプをたくさん入れると排気効率がよい。
たまたま建設場所が水素貯まりになっていたので、排気のうち水素だけを気体貯蔵庫に保管し、また入れた。普通ならパイプ経由でSPOMから入れるだろう。塩素は塩素の無限気体プールがあるので、そこからパイプで入れた。うまく水素が1マスになるようにしたら、かなりの量の塩素を入れることになってしまった。実際には塩素水素部分の圧力は1kg以下など、低い方がよい。
偶然だが、アビサライトが犬の形をしているのが面白い。
液体ニオブ1回目(失敗)
液体ニオブ2回目
今度はこういうふうにした。まず液体ニオブをアビサライトの上に落とすのをやめて断熱材の断熱タイルの上に落とした。そうしたらちゃんと断熱されて、液体ニオブの温度は下がらなかった。断熱材スゲーとなっていたのだが、よく考えたら鉄鉱石の気流タイルでよかった。「真空の気流タイルは真空扱い」ということを完全に忘れていた。とはいえ、わざわざこのために生産した断熱材は、のちに断熱パイプに必要な量とちょうど同じだったので無駄にならずに済んだ。
わざわざ真空中に精錬装置を置いてあるのは深い意味はない。近い方が距離が短くていいだろうというだけ。結局、次の改装では外に置いた。そもそも使い続ければ真空中の精錬装置がオーバーヒートしてしまうし。
液体クーラーでは無限液体プールから引いてきた水を冷やしているだけなのだが、ポンプで吸った水を直接液体クーラーに入れると、たまにパケットが途切れることがあった。ので、一旦液体貯蔵庫に入れた。
なぜパケットが途切れるといけないか? オーバーヒート状態で液体クーラーを動かし続けることにより、テルミウムの液体クーラーが溶けて液体ニオブになるわけだが、融点までいかずに完全に壊れることもある。溶けるか完全に壊れるかは確率的で、体感でそれぞれ50%くらい。もしオーバーヒート中にパケットが途切れたらそのぶんだけ完全に壊れる確率が上がるので、途切れを防止したほうがよいわけだ。
融点(2676.85℃)の一歩手前で壊れた図。液体クーラーを溶かす前には必ずセーブしましょう。
さらに改造
完全にその場のノリで行き当たりばったりでやっているのだが、いきなり窓タイルの上の液体貯蔵庫に入れるよりも、下が両方気流タイルかメッシュタイルになっている液体貯蔵庫、つまり内部が完全に保温される液体貯蔵庫に入れたほうがいいと気づいた。なので2回目のトライで液体クーラーがあったところに新しい液体貯蔵庫を立ててそちらに入れた。こうすると完全保温状態なので、時間を気にせず改装できる。この完全保温の液体貯蔵庫をドレンタンクと呼ぶこととする。
運用開始に向けて回路を組み、ドレンタンクから液体ニオブを戻したところ、液体貯蔵庫が熱伝導しなくなるバグが発生した。窓タイルの温度が114℃だが、実はこれはどんどん下がっていっている。液体貯蔵庫に4000℃オーバーのニオブがあるにも関わらず下がっていっている。このバグを解消するために色々試したのだが、結局リロードしたら直った。
余談
アビサライトの自然タイルは作れるらしい。(ただし既にアビサライトの自然タイルがある場合に限る)
完成
感想など
このゲームを初めてすぐの頃、既プレイ勢もあまり知らない話を読んで「いつかはアビサライトを溶かしたい」と思っていたので、なんだかんだと実現できてよかった。
また、アビサライトの自然タイルは案外熱を吸う。水素塩素チャンバーの内張りを断熱材に変えたらかなり性能が向上した。アビサライトの補給もまわりを人工タイルで囲ったら1マスでいけた。アビサライト補給の部分はかなり微妙で、その場の環境に合わせて試行錯誤する必要がある。
でもこのセーブデータ、重くなりすぎて進行不能になっちゃったんですよねぇ。そのうちPCを買い換えようとは思っているので、そうしたらまたプレイするかもしれない。しないかもしれない。
アビサライトメルターの意義
SpacedOut!ではタングステン火山が実装されたのでアビサライトを溶かす意義は失われた。残念だ。
次回予告?
タングステン火山があるならタングステンでアビサライトを溶かせばいいよねという図。我ながら懲りないやつだ。
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